家を購入したら一緒についてくるのが固定資産税です。
この税金は切りたくても切れない仲になります。持ち家や土地にしても自分名義の不動産がある限り永遠について回ります。
では、この固定資産税とはいったいどのくらいかかるのでしょうか。
確認してみましょう。
◆固定資産税の計算方法
まず、新築に関しては120㎡までの部分に対して竿所の3年間は固定資産税が2分の1になります。また固定資産税評価の時価が平均6割ですので6割で計算すると、
3000万円(評価額)×0.6×1/2×1.4%=126,000円となります。
このように評価額で変わってきますのでこの点は注意しておきましょう。
また通常の住宅用地であれば200㎡までが小規模住宅用地といい、課税標準額が6分の1に軽減されるようにもなっています。この場合は公示価格の7割が目途とされているようです。
日本人の平均収入の300~500万円の方が購入できる家の固定資産税はこのくらいが平均となるでしょう。
当然、評価額が上がれば税金も上がるのはお忘れなく!
◆市の調査があります
ちなみに新築は最初に市の職員が評価額を決めるために調査に来ます。
基本的に見られる部分は床面積と材料で判断される場合が多いようです。
例えば、床暖房、天井埋め込み型のエアコン、立派な設備など基本的に普通の人が取り付けないような高価な材料も評価額に加算されるようなので、家を建てる際はその辺も気を付けておいた方が良いでしょう。
一般の方には公表されていませんが、設備の1つ1つに評価基準が設定されているようです。
◆固定資産税の評価は変更される
あとこの固定資産税は市区町村の職員が決めているのですが、3年に1度評価額の変更が行われます。
ただし、変更と言っても確実に下がるという保証はありません。
更に言えば、場合によっては上がることも考えられます。
上がる方は早々ありませんが、巨大な駅が近くにできる!なんて事になれば大きく覆るかもしれませんね。
最後に忘れてはいけないのは、市の職員にも間違いがある可能性があるという事です。
ここ1年の間にどこかの市の職員が、その市全体の評価額を計算間違えしていて何億円もの税金を還付したという話もありました。
市から送られてくるものだから計算は絶対だ!とは思いこまない方が良いでしょう。
まずは一度ご自身で評価額は計算してみる事をオススメします。
基本的には毎年8~15万円の間で固定資産税の納付書がやってくると思っていれば間違いないです。
一度不動産を買うとずっと支払わなければいけませんので、固定資産税に関しては自分で計算しつつしっかり確認しておきましょう。