夢のマイホームと意気込んで購入したものの、不安だらけで毎日が苦痛です。
と言われる方が非常に多いです。どんなところが不安なのでしょうか。
一緒に確認してみましょう。
◆月々の支払がギリギリです
よくある内容の1つです。
どこでどう間違えたのか、ライフプランをしっかり構築していない家庭に起こりやすいミスでしょう。
例えば、今の賃貸と同じ家賃なら払えるという安易な気持ちで月々の返済を決めてしまう事です。
これをやってしまえば月々の支払がギリギリところか足りなくなってしまう可能性は非常に高いです。
今後どこかの段階で収入を増やしていかなければ大変きつい思いをされることでしょう。
もし配偶者が専業主婦であるならば働いてもらうのが一番です。現状共働きであれば副業なので新たな収入源を得るべきでしょう。
◆予想外の修繕費
新築でも住んで十数年が経つと最初の小規模修繕の時期がやってきます。
この修繕費を積立していなかったり金額を安く見積もっていたりすることがあります。
積立していないのはもう最悪な状況です。
数年後に先延ばしにするのもいいですが、住宅とは年数が経つ毎に経年劣化していきます。
これは修繕をしなければしない程どんどんひどくなっていくでしょう。
そうなると5年前は50万円の見積もりでいけた工事が5年先延ばしにしたばかりに修繕ヵ所が多くなっていたり激しく損耗していたりで150万円かかるようになってしまった。なんて話良く聞きます。
そうなって後手へと回ってしまうとそのしわ寄せは家計に大きな打撃を与えるでしょう。
◆老後の資金が調達できない
どんなに何回計算しても老後の貯蓄がない!という事があります。
正直、老後の生活費って夫婦二人で最低7000万円必要って知っていますか?
これは現在の高齢者の平均金額でこの金額があれば老後は安心してくらせるという最低基準額です。
この最低基準額にマイホームがあれば鬼に金棒なのですが、家があっても生活費が無ければ暮らしてはいけませんよね。
そうなってくると考えておかなければいけないのはこのマイホームを売却して生活費を作るという方法です。
もちろん絶対に売らなければいけないという訳でもありませんし、老後までにその生活費が工面できれば何の問題もありません。
しかし、現状その未来に不安を抱いているようであればいずれは売らなければいけないという覚悟はしておいた方がいいかもしれませんね。
このようにマイホームを持って不安を抱えている人たちはこれらの悩みと戦いながら暮らしています。
正直に言えば、家で苦しむくらいなら売却してしまうのも一つの選択肢だと思います。
もし売る事も視野に入れている方は、一度不動産屋さんに相談して売却見積もりを出してもらうのもいいかもしれません。