建売住宅やマンションなどマイホームの健康診断や精密検査のことを「インスペクション」と言われています。マイホームの購入する場合において、どのタイミングで「インスペクション」の実施を行えば良いのかを紹介していきましょう。
■新築物件の建売住宅を購入するときのタイミング
できたばかりの新築物件において、「インスペクション」健康診断などが必要ないとお思いでしょうが、意外とうっかりミスによる不具合や小さな修正点は見つかるもののようです。
特に、注文住宅の場合には、設計者側の理想建築と注文する側の意向が現実的ではなかった場合には、どこかで妥協点を見つける為に意向に添えなかったり、無理な建築で生活する上での支障がでないとも限らないのです。
多くの場合の建築物件に対して購入前の契約を交わす以前に診断をしてもらったほうが、売り手と買い手の双方が納得して契約にのぞめることでしょう。
◎一戸建て住宅を購入するとき
1:土地付きで新たに住宅を建てる。
2:個人の意向を重視した注文住宅。
3:建売住宅の大量販売。
1番と2番の新たに建築を依頼する場合には、特別な注文設計の為に無理をしているのかどうか、本当に注文どおりの建築なのか過程がある程度わかるので、信頼度は高いようにおもえます。
3番の完成品の建売住宅の重要な見落としは見た目では判断しにくいことでしょう。社団法人 日本建築家協会関東甲信越支部 での相談件数リサーチでは、完成品の建売住宅に対するトラブルが多く寄せられているようです。
新築といえども、土地の液状化や環境による防災意識も高まっています。是非、購入前や契約する前でないと処理の対応に応じない場合がありますので注意した方が良いでしょう。
■その他の「インスペクション」健康診断の時期とは
◎新築一戸建てを立てる場合のインスペクションのタイミングとは、売買契約の前に行うこと良いでしょう。契約後には引渡し前に行ってください。
◎新築マンションでのインスペクションのタイミングとは、売買契約の前に行うこと良いでしょう。契約後には引渡し前に行ってください。
◎一戸建ての増築やリフォームに対するインスペクションのタイミングとは、設計のプランの検討前に行うこと良いでしょう。
◎中古の一戸建て住宅の場合のインスペクションのタイミングとは、売買契約の前に行うこと良いでしょう。契約後には引渡し前に行ってください。
◎中古マンションの場合のインスペクションのタイミングとは、売買契約の前に行うこと良いでしょう。契約後には引渡し前に行ってください。
このように住宅診断により瑕疵(かし)や不具合は、発見が早いほど善処することができますので、契約前や生活する前の方がリスクやトラブルの回避ができることになります。
■住宅診断を拒否する場合には
住宅診断する場合には、購入申込書や買い付け証明書が必要なばあいがあったり、業者によっては、診断事態を断る場合もあります。
インスペクションを行うことは、できるかぎり購入物件を完ぺきな状態で買い受けたい事ですので、契約後にしか住宅診断できないとあれば、その不具合が発見された場合の適切な処理を契約に盛り込むことが、購入後の物件の万が一の保険となります。安心してマイホームを手に入れる為の心得となるでしょう。
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