マイホームを購入することはが、世間一般では、おそらくは最初で最後の購入になることではないでしょうか。そう考えるとおいそれとは決断できないことでしょう。では、マイホームを購入する時期について考えるべきポイントについて紹介していきましょう。
■マイホームの購入内訳
◎住宅の取得回数は
1-注文住宅
・始めて購入82.1%
・2回目14.9%
・3回以上3%
2-分譲戸建住宅
・始めて購入83.8%
・2回目15.1%
・3回以上1.1%
3-分譲マンション
・始めて購入78.4%
・2回目14.7%
・3回以上6.9%
4-中古戸建住宅
・始めて購入74.1%
・2回目21.1%
・3回以上4.8%
5-中古マンション
・始めて購入83.7%
・2回目12.5%
・3回以上3.8%
マイホームの購入はやはり初めての方が種類別にも全体でも80%以上となります。3回以上の購入者は、資金に余裕があるか投資としての目的が考えられます。
■平均年齢と家族構成
平均年齢からみると最も多いのが30代で次に40代となっています。これは、仕事や結婚が順調にいっている過程で働き盛りの30代で決断することが多いからだと思われます。もちろん20代で将来を見越して早めに決断したほうが住宅ローンの支払いが早く終了するのでその後の生活に余裕ができることが見込めます。
◎家族構成は
結婚の晩婚化がすすんできて30代や40代で家族を持つ事があたりまえのようになってきています。
1950年からの統計では24.4才で第1子、26.7才で第2子、29.4才で第3子の家族構成で20代では2~3人が平均的と言えます。
2012年には、30.3才で第1子、32.1才で第2子、33.3才で第3子がいるとなっています。
年齢の推移が30代以降にずれ込んでいます。2017年は出生率が1.43%と家族の仕組みが年々減少し出産年齢が高くなるという時代になっています。
■マイホームを買う目安は
◎年収から見る購入
不景気により年収の基準というのがしたまわってきました。以前では年収が500万円を基準にしていましたが、現在は年収300万円で残りをローンと組み合わせて購入することが目安となってきています。年収が低い場合でも頭金を多く支払う事でカバーできることもあります。50代60代にマイホームを購入する場合は、それなりの貯えと年収が期待できますが通勤するには体力的にも交通の便のよいマンションや中古物件を一括で支払う場合があるようです。
◎家族構成から考える
結婚した場合や子供が増えた場合にマイホームを購入の目安にする方もいるでしょう。どちらにしても、将来的に子供部屋や全体の大きさを考慮しなければならないでしょう。もっとも多いのは子供が小学校に通う時期に合わせて購入するようです。
◎老後を考えたマイホーム
会社の退職金をマイホームの購入にする場合もあります。老後や2世帯住宅を考えた購入を考えることになります。老後の生活とのバランスがカギになってきます。また、少数派では、海外や田舎で老後を過ごす人もいるので、その時の生活スタイルによってマイホームの基準は違って当然なのです。
■マイホームを購入する時期は
「収入による時期」「子供が増えた時期」「老後を考える時期」など、それぞれのタイミングがあります。購入の時期は目安であって、あなたがひつようする時期や家族のライフスタイルに合わせるのが最も良いのではないでしょうか。マイホームは購入を決めたならばいつでも買うことができるのですから。
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