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持ち家を資産として活用するには?

賃貸の家賃を払うくらいなら、その分ローン返済でお金を支出した方が、資産形成になると考える方も多いですが、土地や建物の査定が下がらないうちに売却するのは賢い選択かもしれません。持ち家を資産として活用できる条件について考えてみましょう。

■建物は年数で価値が下がってしまう
土地には減価償却という考え方がありませんが、家屋については木造住宅22年、RC構造47年、鉄骨造34年です。
20年経過したあとの評価額は、“ほぼゼロ~半額以下”と言って良い状況です。
どんなに高額な家でも、時間経過による評価額減は避けられませんから、高額な住宅を無理して購入するのはリスクが大きいと言えるでしょう。
もし、ローン返済が苦しくなるような物件選びをしてしまったのなら、早めに決断し、家計を立て直すプランを検討したほうが良いでしょう。
また、相続した実家、子どもたちが独立して、広すぎる持ち家など、売却を考えている家を高く売るには、時間をかけずに決断することがポイントになります。

■持ち家を資産として活用するには?
不動産業者を通じて買い手を見つけ、購入希望者のローン手続きなどが整うのに3ヶ月~半年、条件が合わなければそれ以上の期間が掛かります。
市場価格と比べて相応で、需要の高いエリアならば、話がまとまり易いですが、言い値が高い場合には難しくなります。
“できるだけ高く売りたい”と考えて、希望価格を高く設定したばかりに、購入者がつかず、時間が経過してしまい、価格も低くなってしまう…これでは、資産価値が活用できません。
売却を決めてから、3ヶ月が勝負と考えて、戦略を立てるべきです。
スピーディーに話をまとめるなら、買い取りをしてくれる不動産業者に査定を依頼して考えるのも良いでしょう。
直接売買ならば、仲介料もなく、業者との交渉で済みますから、手残りも多くでき、資産価値を最大に引き出せるケースも多いのです。

■売却は早く決めた方が良い
・売却して住み替えの資金にしたい
・ローン返済が苦しいので売却で精算したい
・財産分与の関係で早く売却したい
・引き継いだ実家の維持費カット、資産として生かしたい
・売却して老後資金にしたい
決断から売却まで、時間をかけずにスムーズに進められることが資産価値を落とさないポイントです。
持ち家の売却を考えているなら、『買い取り対応可能な業者』、『物件の動きが盛んで、短期間に売買契約が決められる業者』を選びましょう。

持ち家の維持が大変だと感じたら…

持ち家の減価償却と住宅費

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