歳を重ねるごとに気になってくるのが老後に必要なお金の事です。
皆さんは平均的にいくら貯蓄されているのでしょうか?
他の人たちの動向も確認しつつ見ていきましょう。
◆老後の必要資金
現在、巷で言われている老後の必要な資金は一人当たり3500万円と言われています。
日本の平均寿命は年々上がってきており、今では85歳が平均となっています。
そんな中で定年の65歳から85歳までの20年間で実に3500万円が必要だという結果になっています。
ちなみに、これが夫婦になると単純に倍になるので7000万円は最低でも必要という事になりますね。
ただ、全部7000万円を貯金しなければいけないという訳でもありません。
ここからは65歳までにいくら貯めておいた方がいいのか確認してみましょう。
◆厚生年金でいくらもらえる?
夫婦で7000万円必要という事ですが、例えば20年間(240ヵ月)を7000万円で割ると、毎月29.1万円の生活費が必要という事になります。
約30万円です。
この金額は年齢にすると30~40代の稼ぎ時に稼いでいたくらいのお給料です。
しかし、65歳になりそんな元気はほとんどの人が残っていないでしょう。
そんな中で当てにするべきは年金です。
今までサラリーマンでコツコツ頑張ってきた人は年金をマックスで掛けていればだいたい17万円は夫婦であるはずです。
となると、毎月約30万必要なわけですからそれでも13万円は足りないという事になります。
それではその13万円はどう捻出すればいいのでしょうか?
◆足りない金額を補充する方法
毎月13万円足りないわけですが、この13万円足りない分を貯金で補おうと知れば実に3120万円は貯蓄しておかなければいけません。
果たして、子育てもしてマイホームも購入していく中で3000万円の貯金は出来るのでしょうか?
正直厳しいでしょう。
多少は貯金できるにしても老後までに3000万円というのはなかなか厳しいです。
そんな中で足りない分を補充する方法がいくつかあります。
◆足りない資金を補充する方法
どうしても足りない資金を補充する方法があります。
それを今から箇条書きにしていきますので是非参考にしてください。
①老後のアルバイト
②マイホームを売却する
③不動産投資を始める
です。
ちなみに、少し話が戻りますが「退職金」というものはあてにしないようにしてください。
法律上、絶対に払わなければいけないというものではないため、経営が悪化すれば真っ先に退職金なんて消えてしまいます。
ですから、退職金をあてにせずにやりくりをしていくなら上記の方法が一番の得策です。
このように、老後に必要なお金は非常に高いです。
しかも、これはあくまでも平均寿命の85歳までで計算しています。
85歳以上生きることになればこれ以上の資金は必要となってくるのです。
この事をしっかり考慮し考えておきましょう!