ネットショッピングなどにより、欲しいものがすぐに手に入る時代となり豊かな時代となりましたが、人生の3大出費という費用をご存知でしょうか? それは誰にでもやってくる老後資金。あとの2つはライフスタイルによって必要であったり、不要になることもありますが、教育資金とマイホームの購入です。ネット上でも論争となる「マイホームと賃貸」ですが、日本はマイホームを手にすることがステータスシンボルにもなっています。そのような、マイホームを購入するにも適切な時期があります。それはどのような時期でしょうか?
■資金や市場を見極めて購入する
頭金を貯めてからマイホームを購入するか、頭金が無くても早めに購入した方がいいのか悩むところですが、一般論としては、頭金の多い方が総支出額や毎月の支払は減ります。
しかし、頭金を貯めるために何年も賃貸物件の賃料を払い続けるなど、トータルコストで見てみると、どちらがお得になるのかは、実際にシミュレーションツールなどを使ってみないとわからないものです。
また、金利の影響から購入時期を考える方法もありますが、例えば金利1%であれば毎月残った元金の1%を12ヶ月で割ったものを返済額と一緒に支払ます。ですから金利が低ければ当然、総支払額も少なくなります。
現在の金利水準は、住宅ローンを借入するにはかなりの低さで設定されています。金利は景気の影響で上昇したりするので、今後、経済が回復すると金利が上がることも考えられます。そのようなことを鑑みると現在はマイホームを持つタイミングとしては良い時期といえるのではないでしょうか。
■人生の転機に購入する
人生の転機は家を購入するタイミングでもあります。結婚、お子さんの誕生等とその人のライフスタイルにもよりますが、タイミングで購入するのには覚悟も必要となります。
結婚を機に購入するのは、共働きであれば二人の収入を合算し住宅ローンを組むことも可能ですので、住宅を選ぶ範囲が広がります。
また、一人で住んでいた賃貸料を二人で合算して、マイホームに投資しているという感覚で
住めば、後々財産として残るので、いざという時のためにも安心感が生まれます。
お子さんの誕生を機に購入するのは、子育ての環境づくりという点で大きな意味を持ちます。賃貸物件だとお子さんの泣き声や、成長するにしたがって歩き回る音、遊びまわる声などと気になってきますが、逆に床材に足音を吸収する材質を用いたり、ベビーカーの入る大きな玄関にしたりとマイホームだと安心して子育てをする環境づくりができるのは大きなメリットといえるでしょう。
■まとめ
マイホームを購入する時期は、人それぞれ、家庭の状況によって、ということがご理解いただけたかと思います。「同年代も購入してきている」「良い環境で子育てがしたい」「終の棲家を持ちたい」とマイホームに寄せる思いも人それぞれでしょう。
なかなかマイホームを購入するタイミングがつかめないという方も、今一度、なぜ購入したいのかということを考えることからスタートしてみてください。
ライフトラストでは、あなたのマイホーム購入のお手伝いをサポートさせていただきます。お気軽にご相談ください。