みなさんはマイホームを買う時の資金、予算をどのように設定していますか? 今回はマイホームを購入した人たちの資金、予算の平均額を紹介していきます。
■予算(=資金)の平均相場
まずは、マイホームを買う際の土地と建物の購入の予算の相場を見てみます。首都圏がだいたい4652万円、近畿圏は4077万円、そして東海圏は4122万円くらいです。全国単位での平均額は3955万円というデータになっています。やはり首都圏が高くなっています。注文住宅の場合、土地も買う必要があるので建物との予算のバランスに注意が必要です。
次に、土地をすでに購入済みか相続などで所有している場合の建物だけの予算の相場を見てみましょう。首都圏は3615万円、近畿圏では3452万円、そして東海圏では3414万円となっています。全国の平均相場は3320万円です。
こちらのメリットとしては土地を所有済みなので、建物のグレードアップに資金を投入することができる点が挙げられます。
■予算の決め方
次に大事なのが、マイホーム購入にかける予算の設定です。
◎返済する能力を把握する
返済は、生活に負担がかからないようにすることと、毎月決まった金額を払い続けられる力があるかにかかっています。もちろん少しでも余裕があれば良いのですが、それが難しかったら計画的に予算を決めなければいけません。
だいたいの基準としては、年収の30%~35%ぐらいが審査の基準となってきます。
なので、今の収入と照らし合わせて検討してください。
◎生活費を考慮する
結婚して子どもが居る場合は子どもの教育費なども含めて考えなければなりません。もちろん生活費を先に決めてから返済額を決めても良いかもしれません。
これら二点が購入予算の基本的な考え方だと思います。人によってかけることが出来る予算は変わってくると思いますが、考え方は同じと捉えていいでしょう。
■完済の年齢制限
実は、返済には年齢制限があります。まず、借入時の最低年齢が20歳以上です。そして、一般的には65歳から69歳程度とされています。完済時期の上限は75歳から80歳です。
しかし、職業や条件次第で年齢制限の上限が変わることもあります。自営業と社員でも違うので、金融機関に問い合わせる必要があります。
将来のことを考えて頭金を多めに入れるのも良いと思いますが、頭金を入れすぎて生活が圧迫されても元も子もありません。
マイホームの購入を検討中で、予算や資金設定に不安がある方や知りたいことがありましたら、ライフトラストまでご相談ください。