千葉県は東京へのアクセスも良く、住宅購入を検討している方も多いのではないでしょうか。習志野市は、海や干潟などの自然が身近で、音楽の街として教育文化活動も盛んなので、子育てファミリーにも住みやすい街です。そんな習志野市の補助金・助成金について紹介しましょう。
■住宅関係の補助金・助成金
<親元近居の住宅取得>
平成27年から始まった制度で、親元の近くに住むために習志野市に住宅建築や、購入した人に10万円の補助金が支給されます。
中古住宅の購入でももらえますから、親の近くにしっこしたいと考えて習志野に住まいを準備するなら、チェックしておきたい補助金です。
違う世代の助け合いが生まれやすく、暮らしやすいコミュニティづくりにつながる制度として注目です。
<省エネルギー設備>
・太陽光発電、太陽熱利用
・家庭用燃料電池
・定置用リチウム電池システム
化石燃料に頼らないエネルギー政策が注目されていますが、新しい設備を導入するのは費用がかかるものです。
習志野市では、次世代に向けて拡大が期待される太陽光や燃料電池などの設備を整えたい人に補助金給付の制度があります。
市営ガスを利用した燃料電池システムでは、上限30万円の補助が申請できます。
■子育てする人の支援に関係するもの
<妊婦健康診断>
一人14回まで、千葉県内の医療機関で無料受診できます。
母子健康手帳を受けるときに受診票が配られ、妊婦健康診断のときに使えます。
出産すると、図書カードやチーパスがもらえます。
また、体外受精・顕微授精などの不妊治療に対しても助成を受けられます。
<医療費補助>
習志野市に住民登録があり、健康保険に加入している場合、0歳から中学3年生まで、医療費助成給付券が発行されます。
市民税所得割非課税世帯は負担金ゼロ、その他の家庭では調剤ゼロ、入院・通院は300円です。
<保育料補助制度について>
・私立幼稚園就園奨励費補助金
・民間保育施設入所児童助成金
市町村民税の納入額によって、補助、助成される額が決まります。
ひとり親世帯の助成金や、児童手当など、出生・転入等から15日以内に申請すると、翌月分から支給されます。
切れ目なく補助金・助成金を受けるには、転入手続きから速やかに申請しましょう。
■暮らしやすい街をめざした制度
習志野市では、生活困窮者向け学習支援『ライフアップ習志野』や、市民参加型の補助金による公益性の高い事業の推進が行われています。
補助金・助成金が間接的に暮らしやすいまちづくりに役立てられている部分も多いので、安心して移住先候補にできそうですね。