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平均的な間取りに必要なマイホームの坪数はどれくらい?

マイホーム購入の動機として、“のびのび暮らしたい”という方は多いものです。賃貸マンションでは、間取りの制限もありますし、お子さんが生まれてからはものも増えますし、収納や居住性に物足りなさを感じてきます。マイホームを持つならどれくらいの坪数が良いのか考えてみましょう。

■理想の間取りには40坪くらい必要

4LDKと仮定して
1F:LDK、和室、トイレ、洗面所、浴室
2F:主寝室、子供部屋×2部屋、トイレ

こうした間取りをゆったり取れる広さを考えてみると、40坪程度の住宅になるのではないでしょうか。
ただ、数坪程度の違いなら、和室を減らす、浴室やトイレの広さを縮小するなどのプラン変更で可能です。
30坪以下になると、狭小住宅の分類に入ってくるので、かなりの工夫が必要になってくるでしょう。

15坪などという1戸建てが、テレビ番組で紹介されることがありますが、家具を置かず、作り付けの収納スペース、壁面、床下、階段など無駄なスペースを一切作らない徹底ぶりです。
コンパクトにまとまった家は、目が行き届いて、一つ一つの動線が短く機能的です。
ただし、マイホームにゆとりを求める人からすると、息苦しさを感じてしまうでしょう。
どうせ建てるなら、ある程度のゆとりが欲しい…というのが本音です。

■広ければ広いほどよいのか?

では、安い土地を見つけて、好きなだけ広い家を建てられるようにするかといえば、管理しやすく、固定資産税やメンテナンス、光熱費などのランニングコストのことも考えて置くべきでしょう。
広い空間を空調するには、エアコンや照明器具を大型のものにしたり、台数を増やしたりしなければなりません。

狭小住宅で取り入れられるような機能的な設計を参考にして設計をした場合、32坪程度でも、十分広さを感じる事ができます。
動線がコンパクトで、必要な空間を確保できると考えると、32坪~35坪くらいでも4人家族が十分暮らせる間取りが実現できます。

■坪数はもちろん庭などのゆとりや環境も考慮

マイホームの坪数に関しては、子どもたちが進学や就職で独立することを考えると、32坪程度に抑えておくと、建築コスト・ランニングコストの面、メンテナンスのときに助かります。

長く住み続けること、ローンを払い続けることを考えて、生活スタイルにあった広さや間取りが確保できるかをチェックしたいですね。
また、庭が欲しい、近くに自然があるといいな…そんな希望があるなら、坪数を敷地ギリギリまで使って、32坪を確保するのではなく、周辺環境にも目を向けてプランを立てていきたいですね。

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