さて、気になるのが持ち家を購入している人は何歳くらいで購入しているのでしょうか?
また何を目安に購入に踏み切っているのでしょうか?
持ち家所持者に確認してみました。
◆持ち家平均購入年齢は?
調べてみたところいろんな事が分かってきました。
まず、現在の日本で家を購入する人の年齢層は平均39.1歳という事です。
また、住宅ローンを組む上で3000万円であれば頭金の平均は600万円(ローンの二割)必要とも言われています。
頭金600万円となると35歳の平均貯金額が600万円ですから年齢的には悪くはありません。
しかし、貯金を0円にしてまで頭金に全額投入するのにオススメは出来ません。
なぜならば、現金は今後必ず必要になって来るからです。
そうなると、あと5年は貯金して数百万円はプラスして貯金したいところです。
そうなると40歳になり購入年齢の39.1歳に近づきます。
これなら妥当だと思うかもしれませんが、将来の事を見据えるとこの39.1歳で住宅を購入するというのはあまりオススメ出来ません。
今後のライフプランを考えるともう少し早い方がいいでしょう。
◆老後の生活を考えよう
持ち家を購入する時は必ず老後の生活の事も考えましょう。
それはなぜかというと、持ち家を購入し、住宅ローンを組みます。
すると、そのローンを組んだ年齢によっては老後の生活に支障が出る恐れがあるからです。
そう!その年齢こそがまさしく40歳以上なのです。
40歳で住宅ローンを組み25年間で返済できる人であればまだいいかもしれませんが、一般的に3000万円程の家を25年間で返すとなると月々の支払いが単純計算でも月10万円以上になってしまいます。
家を買うと支払いは住宅ローンだけではありません。
維持費や修繕費も当然必要となってきます。
このような事を考えていると基本は35年ローンで組むのがいいです。
しかし、40歳から35年というと75歳です。
定年退職してから10年間約7.2万円を支払い続けていかなければいけません。
上記には金利分が加算されていないので本来ならまだ金額は高いはずです。
年金は12~15万円と言われる中で住宅ローンに7.2万円も支払ってしまえば生活できない事は目に見えています。だからこそ、早めの購入をオススメしています。
◆30代前半がよい
将来のライフプランを考えると30歳前半が一番望ましい環境と言えます。
もっとベストな環境で言えば20代後半で子どもが出来るまでの間に老後までのライフプランをしっかりと考えて持ち家を買う事が一番いいでしょう。
とにかく、持ち家は若いうちに購入できればそれがベストと言えます。
購入に悩んでしまったらとにかく少しでも早く買う!という事を意識しておきましょう。