住宅ローンを組む上で手付金やら頭金やら何かしらたくさんの「金」が動きますよね。
初めて住宅ローンを組む人にとってはなんじゃそりゃ!?って感じではないでしょうか。
今日はこのようないろんな「金」の違いと意味についてお伝えしていきましょう。
◆手付金とはなぁに?
手付金とは売買契約をする上で先に代金の一部をお支払いすることをいいます。
あくまでも代金の中に組み込まれている金額になりますので代金+手付金という意味ではありません。
あとはキャンセル防止や買い手の意思という意味でもありますね。
手付金を入れることによってキャンセルはしないので安心してください!という意思確認でもあります。
◆その手付金はどうなるの?
そのまま頭金という形になりますね。
またみなさんが気にかけているのは手付金の金額ではないでしょうか?
基本的には購入物件の10~15%が望ましいと言われていますね。
◆現金がなくてフルローンなのですが…
当然ながらフルローンと言え手付金が必要です。
どうしても払えない場合は親や知人に借りましょう。
友人知人などは「金の切れ目は縁の切れ目」なんて言葉がでるくらいですから、あまりオススメはできませんが、親なら借りやすいでしょう。
銀行の融資がおりればすぐに返すと言えば、そこまで悪い気はしないでしょう。
出来る限りご自身でご用意できるのが望ましいですね。
あっ!1つだけ注意があります。
絶対にしてはいけない事、それは他社からお金を借りることです。
いわゆる借金があると住宅ローンは通りにくくなると言われています。
ちょっとした金額でも、そのせいで住宅ローンが通らないなんて本末転倒です。
そうならない為にも他社からの借り入れだけは絶対しないようにしましょう。
どうしてもの場合は売主さんに相談してみるのもアリでしょう。
10%が厳しい場合は5%で交渉してみましょう。
商談での言い回しですが、話が進んだ後に現金がありませんでは足元をすくわれかねませんので、買う意思を示す際に「手付金を5%分にしてくれれば買います」などの交渉は売買取引の中では重要な事です。
如何に相手より優位な立場に立てるかがこちらのマイナス要素(手付金がない)を打ち消すことにつながるのです。
◆現金がないと…
上記のように現金がないといざ家を買う時に慌てちゃいますよね。
「家を買う」とプランを考え始めた時点で購入予定の金額の10%は最低でも確保できるように動きましょう。
フルローンと言いつつも若干の現金が必要になってくるのも確かです。
契約途中で焦らなくていいようにしっかり準備しておきましょう。