いつかはマイホームがほしいと考える人は多いと思いますが、購入を決断するのはどんなときでしょう?長期ローンを組む事を考えるとチョット不安だと方も多いでしょう。決断する時にチェックしておきたいポイントについてお話しましょう。
■ライフイベントをきっかけに決断
国土交通省の行った調査によると、住宅をはじめて購入した年齢は住宅の種類に関係無く、30代が最も多く、次に多いのは40代でした。
この資料の中では、購入者の年収についても触れられていますが、分譲マンションをはじめて買う人の平均年収が701万円と少し高めですが、他の種類の住宅では600万円前後が平均値で、400万円~600万円をボリュームゾーンとする結果になっています。
また、結婚の平均年齢、子どもの入学と言ったライフイベントが多いのも30代40代の年齢層の特徴となっていることから、『老後を過ごすための家を退職間近に購入する』というパターンよりも、『子育てするための環境を手に入れるために購入する』というパターンが多いことがわかります。
実際に、回りの住宅購入者をみても、『30代から40代の子育て世代が、出産や子どもの入園・入学をきっかけにマイホームを購入する』というケースが多いのではないでしょうか。
(参考)国土交通省 平成27年度 住宅市場動向調査
http://www.mlit.go.jp/common/001135952.pdf
■マイホーム購入決断のポイント
『少なくとも子育て期間中住み続けられるのか』
仕事の方向性も見えてきて、住みたい場所が絞られてきたらマイホーム選びの軸が決まってきます。首都圏へのアクセス重視か、そこまでこだわらなくても仕事に支障がないのか場所選びは重要です。都内か、他のエリアかで予算にも大きく影響します。
『賃貸暮らしと比べてメリットが大きいか』
都心での暮らしを優先させる場合や、転勤が予想される場合には、購入するより賃貸のメリットが大きいかもしれません。ただし、子育て家庭で広さを求める、走り回って遊べる公園が近くにある、一戸建て希望となるとマイホームのメリットが断然大きくなるでしょう。
『収入に占める返済率が可能な範囲か』
収入に占めるローン返済額の割合の平均は、20%~25%くらいと言われています。融資限度額では、35%程度までOKが出る可能性が高いですが、負担が大きくなれば、いざという時の備えができなくなりますし、余裕がある計画で購入できるプランなのかが重要です。
■マイホームが欲しいけれど予算が不安…
そんな場合には、中古住宅や、相場にゆとりが感じられるエリアで物件探しをしてみましょう。
ストック住宅の活用が国策として進められているので、優良な物件が多く出回るようになってきていますし、ローンも使いやすくなっています。
また、千葉県の住環境の整ったエリアなら、都心アクセスが良くのびのびとした環境に恵まれているところもあります。
ライフスタイルと予算にあった物件探しをしてみましょう。