千葉の北総エリアの一都市である四街道市。東京のベッドタウンという印象が強いのですが、その一方でのどかな田園風景が残されています。今回は四街道市の名物について紹介します。
■ご当地グルメ~鹿放パン~
名物の一つとして挙げられるのが、ご当地グルメですね。四街道にそんなのはないだろとお思いの方がいるでしょうが、実は存在します。最初に紹介するのが、鹿放パンです。
その歴史は戦後までさかのぼることになり、新たに開拓した台地が鹿放ヶ丘でした。そのメンバーは10代とまだまだ若いメンツがそろいましたが、入植は資格制でしたので正式付与ができず、そのサポートをする立場にしかなかったのです。
後年、彼らも本格的に作業する資格を与えられるようになり、開拓農協を設立することにより農業を基幹としていきました。
農業だけでは生計が立てづらいと判断した一部のメンバーが、限られた条件で何かできないかと模索したところ、パン作りへとたどり着きました。
鹿放ヶ丘で収穫した小麦粉を何とか活かせないか、という下での答えでした。卵やバターこそいりませんが、当時はこれらが入手すること自体が難しかった時代ならではの知恵でした。
やがて組織は解散し、パンのレシピまでも姿を消したのです。しかし、地元のグルメ研究会が当時のレシピを偶然発見、試作したところ「これならいける」と判断し、イベントを中心に製作体験をするまでになり、B級グルメの一つとして定着していきました。
四街道の開拓の歴史をかみしめながら味わうパンは、町の歴史そのものを学び取ることができます。
■ご当地キャラ~よつぼくん~
最近話題のご当地キャラクターですが、四街道にもしっかりと存在します。その名は「よつぼくん」です。四街道の魅力をより多くの人々に伝えることを目的に誕生したキャラクターで、壺をモチーフとしたキャラクターは四街道を中心に人気を博しています。
グッズ販売もされており、絵本のほかピンバッジや缶バッジを販売しています。購入できる場所は四街道市文化センターとなっています。
■お味噌といえば・・・
最後に、名物の味噌について紹介しましょう。まだまだ田園風景が残る四街道市は、田植え農家がまだまだ健在です。そこで収穫したお米がコシヒカリ(いわゆる、うるち米)を活用し麹を作ります。
麹はやがて、地元で収穫した大豆と合わせ1年間熟成し、味噌へと姿を変えていきます。最近ではふるさと納税の返礼品として、こしひかりとセットで送られます。
以上、四街道市名物を紹介しました。食べ物だけでなく、ご当地キャラクターがいることも一つの名物ですし、街の顔といっても過言ではありません。
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