関東一円における「子育てナンバーワン」を目指す自治体は数多いですが、その中で特に有数なのが四街道市です。今回は、四街道市が子育てに力を注いでいるかについてお話します。
医療費
子供を育てていくうえで一番心配なのが、お子さんが風邪をひいたりと病気になることが一番の懸念事項ですね。医療費はどの自治体でも均一した金額ではなくまちまちです。四街道市では、医療費についてどのように取り組んでいるのでしょうか?
子供医療費助成制度
四街道市では、子供医療費助成制度について、保険診察における医療費の自己負担額を全額助成してくれる制度があり、生まれてから15歳までの間までの助成額は市が負担してくれます。(参考までに就学前は二割、就学後は3割です)
実際にかかる費用は?
ほかの自治体を見ても、一部自己負担となるところもありますが、薬局や医療機関で診察などを受けた分の自己負担額が対象となっています。また、整体や補装具など医師が認めたものでも、実際に加入している健康保険が適用されているのであれば、助成対象となり小児慢性特定疾患などといった公的制度の併用でも、当該制度の自己負担分相当が適用されます。
でも、以下の点は気を付けて!
しかし、すべてが適用されるといっても、以下の条件は適用外です。
・健康保険がきかないもの(インフルエンザの予防接種など)
・特定療養費などから、医療費すべての助成を受けた場合
・毎年二月の確定申告をする際、医療費は領収書で対応した場合
・満15歳を迎えた場合、その翌日から3月31日までは適用範囲内だが、それを超えてしまうと適用範囲外
家庭の実情
四街道市では、家庭のステータスによって各種制度が充実しています。学校などへ入学するときにかかる入学費などといった各種費用が対象です。
就園補助金(私立幼稚園)
私立幼稚園が市内にあり、そこへ通園する際には市役所から補助金が支給されます。条件は、3~5歳児のお子さんがいる家庭であることです。ちなみに家庭の所得をすべて問わず子供一人につき24000円の補助金が適用されます。
それだけでなく、年度の途中(中途入園及び転出を伴う退園)でも適用されることが魅力です。
就学援助
小学校へ進学するにつれ、ランドセルだの学習机だの、入学後は体操着や教科書代など私たちが思っている以上に出費がかさんでしまうのは、ほんとに大変な話ですね。家計簿からすれば食費や光熱費、一戸建て住宅に住んでいるのであれば住宅ローンと支出だけでも考えたら、いろいろと悩まされます。
しかし、四街道市では就学援助制度を設けており、経済的にも心配な家庭にも配慮する形で手厚く保護されています。
援助対象の一部
四街道市の就学援助を受ける家庭は、次の通りです。
・生活保護を受けている家庭
・個人事業税で免税が適用された家庭
・市民税が非課税対象
・親が父(もしくは母親)しかいない家庭→児童扶養手当適用中
ファミサポって何ですか?
ファミリーサポートセンターの略称がこの名前です。子育てのヘルプが必要な場合に活用する公的施設で、親御さんが子供を育てる際、困ったことがあれば利用できます。
例えば、子育ての場合はそのヘルプをしたい(依頼会員)ときや子供が大きくなったので、その経験を活かして助けてあげたい(提供会員)といった方が、事前登録を行う形で利用することができますが、提供会員や両方会員(依頼も提供もする)については事前研修を受けることになります。
利用条件
ファミサポの利用条件は以下の通りです。
・保育施設の送迎
・保育施設及び保護者の病気などで急に預ける必要がある場合
・私用での預かり
・子供ルームへの送迎及び預かり
利用できない条件
逆に、利用できない案件は以下の通りです。
・子供が病気
・子供を預ける際、宿泊をお願いしたい場合
子供の学童
学童保育についても、四街道市では充実しています。その背景には、子供一人でのお留守番をするときや登下校などにおける外出時、犯罪行為に巻き込まれないか不安になると感じた親御さんが安心して、お子さんを預ける施設は無いのかということで、学童保育は生まれました。
入所条件
入所条件はどうしても気になるところです。そこで、四街道市では入所条件について以下の規定を設けています。
・入所は小学校6年生まで
小学校中学年までや低学年までと設定されている自治体がありますが、四街道市では小学校高学年までと適用範囲を広げていますので、子育てに優しい自治体であることを象徴しています。
まとめ
以上、四街道市における子育て環境についてまとめてみましたが、医療費の補助や就学援助、それに子育てルームなどお子さんが健やかに成長するために力を入れています。
住まいの拠点として四街道地域を検討される際には、ライフトラストがお手伝いさせていただきます。お気軽にお問合せください。