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持ち家が欲しいと思ったら考えておきたいコト

持ち家は賃貸と比べて自由度が高いですし、支払いが終われば資産になります。
やっぱり家が欲しい…と考えるのは自然なことですね。
ただ、どれくらいの予算をかけられるのかはもちろん、後悔しない家選びのためにも“これだけはチェックしておきたい!”ということを紹介しましょう。

■お金のこと、予算の決め方
年収の5~6倍の予算が大体の基準になります。
サラリーマンの年収は、全国平均420万円程度ですから、平均的な収入であれば2000万円くらいから2500万円くらいといったところでしょう。
共働きで頭金を多めに用意できる場合や、年収そのものが高い人はこれ以上の予算でもやりくりできるかも知れませんね。
3人家族の食費、日用品、光熱費など住居費をのぞいた支出が10万円以下でやりくりできているのなら、住宅購入に回せる費用が十分出せるでしょう。
しかし、実際は通信費や教育費準備など(いま少なくても大学進学時には数百万円かも)を考えると、月収のほとんどの行き先が決まっているという場合も多いものです。
金融機関のシミュレーションでは、返済負担率35%程度で見積もった額が出る場合が多く、実際に可能額いっぱいまで借り入れてしまうと、少し苦しくなるケースがでてきますから、予算は、良く吟味して決めましょう。

■家を持つ目的、優先順位
<子育て>
・広さ優先
・まわりに公園など広々した環境
・通学、習い事が便利

<老後生活>
・車が無くても生活しやすい
・コンパクトで質の良い環境
・医療・介護が充実している
年齢や家族の状況によって、持ち家の目的は優先順位が変わってきます。
年代によって家に求める要素は変わってきますし、何を目的とした家なのか、夫婦で話し合っておくことで、ぶれない家選びができます。
予算内に納めるといっても、いろいろ見ているうちに“30万程度の違いで後悔したくない”など、少しずつアップしてしまうのもよくあることです。
引き換えに、我慢の多い生活になることが納得できれば良いのですが、ムリは禁物です。

■転勤があるから家を購入するという人も…
転勤があっても、戻ってくる家が欲しいと考えて持ち家購入に踏み切る人もいます。

<単身赴任を視野に入れている>
家族は自宅に残り、子どもも転校せずに済むので、転勤があるからこそ早く自宅購入するという人もいます。

<期間契約で借家にする>
転勤中は期間契約で借家にし、ローン返済を続け、あとで家賃なしで住める家を確保したいという人もいます。
持ち家がほしいという気持ちが高まったときが行動の始めどきかも知れません。
まずは、情報集めをしながら条件を整えていきましょう。

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